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6カ月連続プラス成長、12月の輸出額は3高を達成

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<高雄港全景>

Appleの新製品の好調な販売、リモート関連と5Gの商機拡大、年末商戦に加え、伝統産業分野の復調を受け、台湾の2020年12月の輸出額は6カ月連続でプラス成長になっただけでなく、単月での輸出額が330億米ドル、単一四半期で972億米ドル、単年の輸出額が3,453億米ドルと何れも過去最高を更新しました。

<データ:財政部統計処>

財政部の分析によれば、台湾の2020年末の輸出は大躍進し、振興テクノロジー及びリモート関連の商機が拡大しています。iPhone 12の販売実績は予想を超えただけでなく、ワクチンの研究開発が進展する中で、各国の生産活動は復調してきており、原材料相場と伝統産業分野の出荷量も増加しています。これに年末商戦が加わり、大幅な増加となりました。

輸出商品の中では、電子部品の12月輸出額が127.6億米ドルと過去の単月最高を記録したほか、年間成長率も22%と11カ月連続での二桁成長となりました。主な要因はiPhone12の販売好調によって半導体分野の出荷が増加したことによります。

情報通信関連商品は12月の輸出額が47.7億米ドルと、こちらも過去の単月最高額を記録、年間成長率が17%、光学関連の輸出額が11.5億米ドル、年間成長率が27%となりました。

輸入においては、2020年12月、第四半期、年間輸入額がそれぞれ272億米ドル、787億米ドル、2,865億ドルとなり、これらもそれぞれ単月、単一四半期、で過去最高、年間で過去2番目の記録となりました。

蔡美娜財政部統計処長によると、2020年の台湾の輸出実績は非常に素晴らしいもので、上半期は新型コロナウイルスの影響と原材料価格の低迷で輸出規模は縮小したものの、下半期は半導体産業の伸長と我が国の製造工程の強みが生かされるとともに、リモート関連産業の商機拡大と5G関連研究開発の効果に加え、米中貿易戦争の影響による台湾への受注流入により、輸出成長率は第三四半期にはプラス成長へ転じ、年間成長率で6%、第四四半期の年間成長率が11.7%となりました。

2021年の輸出展望について蔡美娜処長は、新型コロナウイルスの感染拡大は未だ世界経済の最大の不確定要素であり、特に往来制限は未解除で景気回復の足かせとなっているものの、我が国の半導体産業は好調を維持しています。TMTCの劉德音董事長はまだ受注キャンセル、減速は見えない、と公言しており、5G関連産業の需要も衰えていません。加えて中国大陸の春節前の繁忙期に入ることもあり、我が国2021年の第一四半期の輸出額は引き続き好調を維持すると見ている、と述べました。

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