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春節の由来は? どんな習慣があるの? 春節あれこれ

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春節について学ぼう!

春節とは?

春節は農曆新年とも呼ばれ、中華圏における伝統的な正月です。日本で言う旧正月にあたります。伝統的な「農暦」、即ち旧暦での正月を指します。日本でも毎年春節の時期にテレビで中華街での獅子舞の様子や中国での民族大移動が話題になりますね。

「春節」の語源は?

中国では元々「農暦」と呼ばれる太陰太陽暦が用いられており、その正月に当たる日のことを「歲首」、「新年」又は「元旦」と呼んでいました。その頃「春節」は二十四節気の一つである「立春」のことを指していました。

辛亥革命により清朝が倒れ中華民国が成立すると、西洋から今私たちも使っているグレゴリオ暦が導入されます。これは「農暦」対して「西暦」又は「新暦」と呼ばれます。この「新暦」では1月1日が新年元旦とされ、旧暦での正月は「農暦新年」、「農暦元旦」、「旧暦新年」或いは「旧暦元旦」と呼ばれるようになります。

1914年に時の中華民国臨時大統領である袁世凱が「旧暦元旦」を「春節」と定めたことから「春節」=旧正月というのが普及していきました。

各国で色々な呼び方がある

同じ中華圏でも様々な呼び方があります。

  • 春節
  • 農暦新年
  • 唐人新年
  • 正旦
  • 正月朔日
  • 過新年
  • 過年
  • 度歲
  • 慶新春
  • 慶新歲
春節の由来は?
「臘祭」說

四、五千年前から行われていたと言われている「蠟(通臘)祭」が「春節」のルーツだと言われる説があります。農業の神や百神、祖先に供物をして新しい一年の豊作や無病息災を祈る儀式が行われていました。

「巫術儀式」說

別の節として「春節」は古代巫術の儀式だったというものもあります。古代の人々は人の意思と力によって自然界の事象をコントロール出来ると考えていました。飲食や祭祀、装飾、遊戯、娯楽等を絶つことによって邪気をやり過ごし幸福が得られる、これは時が経つにつれ徐々に「春節」の祝事に変わっていったと言われています。

「鬼節」節

科学知識や乏しかった時代、自然災害から身を守る力は人間にはありませんでした。特に冬季は寒さにさらされ、食料も乏しく、老人や子供たちは真っ先に餓死と向き合わなければなりませんでした。人々は非常に恐れを抱き、鬼の仕業だと考えました。この厳しい時期を乗り越えた時にお互いにお祝いをすることが後々「春節」となっていったと考えられています。

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「春節」を禁止しようとした時期もあった

そんな「春節」ですが、中国では禁止しようとした時期もありました。

中国の統治が清朝から中華民国に代わり、西洋のグレゴリオ暦を導入されました。国民政府は新暦の定着を目指して旧暦の廃止を強制しようとしましたが、古くから続く習俗を変えるには至らず、旧暦が継続することとなりました。

また、60年代の文化大革命においても伝統習俗を禁止しようとし、春節の休日も廃止しましたが、これもまた改革開放に伴って復活をしています。

「春節」はどんな習慣があれこれ
紅包

「春節」の期間中「圧歳銭」と呼ばれる赤い封筒に入った「お年玉」を配る習慣があります。赤い封筒に入っていることから「紅包」(ホンバオ)と呼ばれます。因みにお祝い事は「春節」に限らず何でも「紅包」になります。

春聯

上の写真のような赤い紙におめでたい字を墨書きしたものが入り口に貼ってあるのを見たことがある方も多いかと思います。これを「春聯」と呼んでいます。

今後の「春節」は?

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  • 2039年01月24日
  • 2040年02月12日

まとめ

「春節」は中華圏の人々に取って最も大切な行事です。時代の流れに伴って習慣は少しづつ変化をしてきていますが、時代が変わっても旧正月の習慣は今後も続いていくと思います。皆さんも機会があれば中華圏の正月を体験してみるのも面白いですよ。

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