
台湾総統選挙の選挙戦が本格的にスタートしました。民進党の蔡英文総統ペアに韓国瑜高雄市長ペア、親民党の宋楚瑜主席ペアが挑む構図ですが、今後の台湾総統選挙の日程をお伝えします。
台湾総統選挙スケジュール
公示日は?
公示日は12月13日です。正式な選挙戦は12月14日からスタートします。
公示内容についてはこちらもご覧下さい。
2020台湾総統選挙、中央選挙委員会が候補者名簿を公示、正式に選挙戦が始まる
台湾総統選挙の投票日はいつ?
2020年、台湾総統選挙の投票日は1月11日です。これは、「總統副總統選舉罷免法」において、公示日は総統の任期終了日の120日前までに公示することと定められています。また選挙期間は28日間と規定されているため、任期が終了する5月20日から逆算し、投票日が土曜日となるよう逆算した結果、12月13日公示、1月11日投票となりました。
投票日前後は飛行機も高鉄も満席?
台湾の総統選挙を含む選挙では不在者投票、在外投票の制度がありません。従って国外に住んでいる人が一票を投じようとすると、台湾に戻って投票する必要があります。
また、日本と異なり戸籍地での投票になるため、わざわざ地元に戻って投票しなければなりません。
高鉄は投票日前後に臨時列車を運行して対応をするとのことです。
投票率は年々下がってきていますが、前回2016年の選挙でも66.27%の投票率がありました。海外からも多くの人が選挙の為に帰国して投票します。この期間中に台湾を訪れる予定のある方は早めの予約をお勧めします。
台湾総統選挙投票率推移

公開討論会のスケジュール
選挙期間中、3回の総統候補者公開討論会と、1回の副総統候補者政見放送が行われます。
- 第一回 12月18日19時〜 華視(中華電視公司)
- 第二回 12月25日14時〜 中視(中國電視公司)
- 第三回 12月27日19時〜 台視(台灣電視公司)
- 副総統候補者政見発表会 12月20日19時〜 公視(公共電視文化事業基金會)
まとめ
今後の台湾総統選挙投票日までのスケジュールを改めて整理しておきます。
12月13日 | 総統、副総統候補者名簿公示 |
12月18日 | 第一回総統候補者テレビ公開討論会 |
12月20日 | 副総統候補者政見放送 |
12月25日 | 第二回総統候補者テレビ公開討論会 |
12月27日 | 第三回総統候補者テレビ公開討論会 |
1月11日 | 投票日 |
このようになっています。投票日当日は、投票締め切り後即日開票されます。投票日まで目が離せません。