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台湾の車検制度

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日本では人口減少、社会構造、価値観の変化により自動車の販売台数は徐々に減少してきていますが、自動車を保有していると避けて通れないのが車検です。費用も時間もかかりますし、色々面倒ですよね。国が変われば制度も習慣も変わります。199年代後半に台湾に来た頃に衝撃を受けたのは、走っている車やタクシーがボロボロで、路肩に二重三重と縦列しており、そこから車を出すのに前後の車をガンガン押しながらスペースを作って出て行く姿でした。今ではそんなこともなく(無くはないとは思いますが、随分減りました)、車も綺麗になりました。そんな台湾での車検制度はどうなっているのでしょうか?以下台湾の車検制度について見ていきましょう。

台湾の車検は楽々!?

日本では、自家用車の車検有効期間は、新車登録から3年でそれ以降は車齢に関わらず2年おきとなります。台湾は新車登録から5年有効です。5年間車検が要らないのは楽ですよね。車齢が5年を過ぎると1年毎となり、更に車齢が10年を超えると半年毎になります。1年毎、或いは半年毎となると大変そうに感じますよね。実際はどうでしょうか。

車検は監理所(自動車登録事務所)で!

日本ではディーラーやガソリンスタンド、カー用品店等に持ち込んで車検をやってもらうのが一般的ですね。自分で陸運局に車を持ち込んでやるユーザー車検は恐らく少数だと思います。台湾では、車検は指定された民間の車検場で行います。ディーラー等に持ち込んでも、これらの民間車検場に車を持って行って車検を行います。車検場は街中に多くあり、管理所のHPからも検索ができるようになっています。

管理所の民間車検業者検索サイト

※監理所は日本で言うところの自動車登録事務所と免許センターを合わせた機能を持つ交通部の組織です。

台湾の車検はムチャ安い!!

私自身は台湾で所謂ユーザー車検を行なっており、非常に安価で且つ短時間で車検を行なっています。最初は難しいのかなと思っていましたが、特に専門知識も必要なく、まさに案ずるよりは生むが易し、でした。

台湾における車検料

  1. 大型自動車(牽引車を含む):NT$600元 (日本円約2,230円)
  2. 小型自動車:NT$450元 (日本円約1,670円)
  3. トレーラー:NT$450元 (日本円約1,670円)
  4. 重型及び軽型二輪:NT$200元 (日本円約740円)
  5. 大型重型二輪:NT$200元 (日本円約740円)
  6. 自動車エンジン予備検査:NT$450元 (日本円約1,670円)
  7. 新車登録10年を超える自家用車の当年2回目の車検:NT$300元。 (日本円約1,110円)

※為替レートは2019年11月8日現在

自家用車の場合、新車登録5年以内は車検免除、5年以上10年未満は、1年間1回で450元、10年を超えた場合は1年2回で年間750元です。これ以外の費用はかかりません。因みに以前ディーラーにお願いしていましたが、車検費用は全く同じ正規の450元でした。

小型自家用車の車検をやってみよう!準備するもの一覧
  1. 車検証(行車執照)
  2. 強制保険証(強制汽車責任保險證)※有効期間が30日以上のもの

これだけです。強制保険は以前は紙ベースで証書があったのですが、法令が改正され、現在はデジタル化されていますので、強制保険に加入していればOKです。従って持って行くものは車検証と車検費用のみでOKです。

車検の流れ

では実際に車検業者に車を持ち込んで車検をやって見ましょう。

車検場に到着したら、まずは検査ラインに入る手前で車を停め、脇の受付に車検証を出し登録をしてもらいます。その際に車検料も払い込みます。今回は今年2回目の車検なので300元を払います。

手続きをしている間に、検査員が検査を始めました。

1.一般検査−エンジンフードを上げてエンジンルーム内の目視検査

2.一般検査−ヘッドライト、リアライト、ウインカー、等の各種ライトの点灯検査

3.一般検査−タイヤの溝残量検査

4.排気検査

 

一般検査が終わると、次の検査に移ります。車の移動も全て検査員がやってくれました。

4.重量測定−前輪

5.重量測定−後輪

6.ブレーキ検査

7.直進検査

これで検査は終了です。車検証に車検済のハンコを押して返してくれます。この間、約3分程度。あっという間に完了します。

まとめ

如何だったでしょうか。かかった費用は台湾ドル450元、所用時間は3分間。とても簡単です。検査場によっては順番が違ったりしますので、確認が必要です。

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