台湾時事

蘇行政院長、高鉄の屏東への延伸を発表

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蘇貞昌行政院長は10日、出身地である屏東を視察し、高鉄の屏東までの延伸を発表しました。その中で「西部は高鉄、東部は快鉄」と述べ、高速鉄道網によって台湾の競争力を高めるとともに、国民に早く安全に帰宅する手段を提供するとの方針を締め示しました。

各界から注目されている財務問題については、目の前の状況を見るのではなく、社会全体のコストを考慮しなければならない、来年度から国家予算の歳入歳出のバランスが取れるようになるとして、全く問題はない、準備は出来ている、と述べました。

2019年9月10日中時電子報

高鉄(台湾高速鉄路 THSR)は現在台北市の南港から高雄市の左営までの349Kmを結んでおり、2007年に開通しました。(営業開始当初は台北まで。2016年に南港まで延伸。)南端の左営からの延伸については以前から検討されてきましたが、建設費と利用予測から黒字化のめどが立たず具体的な計画には至っていませんでした。

今回、行政院長の発表によってこれから具体的な検討に入ることになると思われますが、現在検討されている延伸案は4案ありますが、建設費が500億元~1500億元と見積もられていますがいずれも延伸案を採用したとしても、利用者予測が3000人/日~5000人/日と、延伸区間だけでの回収は難しいと思われます。

総統選挙を控え、さっそくばらまき政策だとの批判も出ており、今後の検討に注目されます。

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