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ICE MONSTER閉店へ、台北東区商業エリアは凋落が進む

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台北東区商圏は没落し、昔の繁栄は戻って来ない。CNNの世界十大スイーツポイントに挙げられたこともあるICE MONSTERが、再び戻って来て、信義路二段の「璞園信義」に新店舗を開店したが、今月15日をもって忠孝東路四段の店舗を閉店することを決定、正式に台北東区商圏に別れを告げる。東区商圏で閉店する一店に加わることとなった。

また、台北市信義区の微風松高店のICE MONSTERもテナントの入れ替えに伴い閉店となり、残るのは信義路永康商圏の一店舗のみとなる。

<工商時報 2019年9月7日より>

長い間台北商業の中心だった東区商圏

台北市忠孝東路の復興南路から延吉街の一帯は長らく台北で一番の賑わいを見せる商業の中心的エリアでした。太平洋SOGO(現:遠東SOGO)を中心として、明曜百貨、統領百貨、そして様々な店舗、飲食店等が集まり一大商圏を形成していました。

清朝の時代から、台北の発展は淡水河の流れる西側から広がって来ましたが、1970年代にはまだこのエリアは一面田んぼの長閑な情景が眼下に広がっていました。のちのメインストリートとなる忠孝東路の整備が始まり、それに伴って街が形成されて来ました。

1980年代に入り、SOGOが進出する頃には賑やかな街並みに変貌し、それ以降今日まで商業の中心エリアとして人々を集めていました。

2000年以降、更に東側、現在台北のランドマークとなっている台北101が位置する信義区エリアの開発が始まり、その後百貨店等商業施設が次々と進出すると人の流れが大きく変わって来ました。相対的に東区商圏は商業的な地位を落とすこととなり、賃貸料の高騰もあり、近年東区商圏から撤退する商業施設が相次いでいます。

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